ミニFMを聴きにいこう!

●まだミニFMの放送を聞いたこと無い人へ

 残念ながらミニFMは電波が著しく弱いので、自宅で楽しめないケースが多いんです…。最近新しい局も続々と出来ています。面白そうな番組は自分で聞きにいっちゃいましょう。このページはその為のノウハウをご紹介します。


1、「ミニFMスーパーリンク」でチェック

 まずどこのミニFM局を聞きにいくか決めましょう。その際、このホームページの「ミニFMスーパーリンク」がお役にたつはずです。地域別に配列されているので、自分の住んでいるところに近い局を探すもよし、備考欄を参考に興味を持てたところのページを取敢えず見てみましょう。そして、行ってみたいと思えたらまず場所を確認しましょう。地図を載せているところは判りやすいですが、わかりづらい局の場合は思いきってメールで確認を取ってみましょう。その際、聴取に行くということを明確に伝えた方がいいでしょう。なぜなら公表されているタイムテーブル通り、放送されているかどうか、ミニFMの場合疑わしいケースが多いのです。個人レベルで放送しているため、都合がつかず放送休止されてしまうケースが多々あるのです。なので、「この日聞きに行きたいんですが、放送はやっていますか?」と質問してみましょう。

2、準備する

 それでは実際に準備しましょう。まず必ず待って行かなければならないものとして、
・ラジオ
・地図

の二点があげられるでしょう。ラジオは携帯型の小さいものを選択しましょう。どうせ聞きに近くまで近づくですから、この際受信の感度はあまり関係無いと思います。日本の有名メーカーのものであれば、たいてい入りもいいはずです。軽くて小さいものを選択しましょう。地図は忘れると大変です。特に知らない土地で聴取エリアの狭いミニFMを探すのは至難の業です。忘れないようにしましょう。
 その他あれば便利なものとして、
・車(カーステのラジオは概ね感度がいい)
・懐中電灯(ほとんどのミニFMが夜間の放送です)
・ティッシュ(寒くてハナが出る時も便意をもよおす時もあるでしょう)
・カイロ
・お金
(言わずもがな)
・食料(ゴミはちゃんと持ちかえろう)
・テープレコーダー(思い出に録音しましょう)
又、冬場の外での聴取は厳しいものがあります。防寒対策をしっかりほどこして出かけましょう。

3、実際に聴取する際の注意

 とにかく一般の家庭から電波を送信されている所が殆どなわけですから、住宅街にエリアがあることが多いと思います。又夜遅いときなど、周囲の住民に迷惑にならないよう心がけねばなりません。車で行くならエンジンを止めて聞くべきでしょう。複数で聞きに行く際は聴取することが目的ですから、聴取に専念し、深夜住宅街で会話するのは避けましょう。どうしても話したくなったら24時間営業のファミレスなどに入るべきです。

4、生放送している番組には積極的にアクションしてみよう!

 昔は関西を中心に結構あったのですが、ミニFMの電リク番組というものもだいぶ無くなってしまったようです。もし電リク番組があるなら積極的に参加しましょう。最近ではFAX、メールが主流だと思うので、携帯からメールでリクエストしてみたり、近くのコンビニからFAXでリクエストしてみよう。きっとパーソナリティも喜ぶぞ!

番外編、近くにミニFM局があって屋内で受信の可能性がある場合

 おうちの近くにミニFM局があれば家で受信に挑戦して、常に聞ける状態を目指しましょう。とにかくミニFMの電波は微弱です。これをクリアに捉えるにはやはり準備が必要です。おうちのラジオ、コンポ、ラジカセなどの裏面に「FM外部端子」があるかみてみましょう。あるのであれば、外部アンテナを設置してみましょう。外部アンテナは小ぶりなもので、骨の数が2つのトンボ型や骨の数が3つ以上の八木型があります。いずれもラジオに付属のロッドアンテナより感度がよくなるはずです。電気屋さんで¥2000〜4000ぐらいで売っています。
 究極的な受信をめざすのであれば、専用の高感度FMチューナーを用意しましょう。下の写真のF−777は民生用としては日本で最も感度のいいチューナーとされています。遠くの放送をよりクリアに、より高音質に楽しむのには最適のチューナーです。定価¥55000、実売価格¥40000ぐらいでしょうか。