WEBで制作する番組はちょっと手法が違うような気が個人的にする。PCで聞くというのは以外とストレスを感じるものだから、気持ち短めに時間設定している番組が多い。
更に普通のラジオと違い音楽をはさめず、TALKを聞かせなければならない場合が多い。(アマチュアの場合著作権の敷居が高いからだ)そこで聴取ターゲットを不特定多数に発信するのではなく、自分が興味のあることに特化した内容の番組にしてはどうか。ミニFMだと聴取範囲が狭いので成り立たないが、全世界を相手にすれば必ず興味を持って聞いてくれる人は現れるはず。
今後ストリーミング技術の発達と、通信回線の広帯域化によって、コンテンツは花盛りとなるだろう。WEBラジオというジャンルがどう確立されて行くのか興味深い。ブロードバンド時代に突入すれば、動画もスムーズに見れるようになり、なぜPCで音だけ聞かなければならないのか?という一般的な疑問にWEBラジオは今以上に先鋭的な内容を要求されるに違いない。
番組の配信はRealplayerとMediaplayerというプラグインソフトで聴取するケースが多い。Realplayerの方が現在のところ日本では主流だが、ブラウザにセットされていくMediaplayerが今後伸びる可能性もある。映像ファイルほどではないが音声ファイルも容量がバカにならないので大変だが、両方に対応したファイルを用意しておくと聴取者が増える可能性が強い。余裕のある人は両方制作しよう。
Realplayerで配信する場合は.rmという拡張子のつくファイルを制作して、平行して.ramというファイルを作るとストリーミングに対応する。制作にはRealproducerというソフトを用意する(フリーソフト)。詳しいファイルの作り方はこちらの「RealMedia相談室」というページを参考にしよう。