番組の作り方

★企画立案から始めよう!

「なんでラジオの番組を作りたいの?」

例1、しゃべりたいことが沢山ある
例2、自分は面白い。みんなに聞いて欲しい
例3、誰にも負けない分野がある

番組コンセプトを決める

どんな聴取ターゲットに向けて番組を作るか。音楽を流すのか、聞く人を笑わせたいのか。局自体の編成やネット局やスポンサーの意向も確認しないといけない場合もある。

企画内容

番組の時間・コンセプトが決まったら実際に簡単な進行表を作ってみよう。どんなコーナーを挟むのか、それを何分ぐらい、番組のどの時間帯にやるのかetc

出演者・タイトルを決める

ミニFMの場合自分がパーソナリティを兼ねる場合が多いと思うが、ピンでやるのか、コンビでやるのかもきめなければならない。又聴取ターゲットに響く番組タイトルやコーナータイトルも決めなければならない。ミニFMの場合、出演者の名前で番組を聞くというケースはまれだと思うので番組表を見て聞きたいと思わせるタイトルをつける工夫をしなければならない。

★準備

実際に番組を作る用意をしよう。

企画会議

複数の人間で番組を作る場合は企画会議を催そう。アイディアやコーナーに来たFAXやメールのうちどれを読むか選別したり、どの曲を流すか等アイディアを出し合い、進行表(Qシート)に落しこんで行く。

★収録又はOA

緊張の本番です。

本番

ディレクター(ミニFMの場合ミキサーが兼ねてもよい)のキュー出しで進行表に従い進行させる。ディレクターは出演者の話をよく聞いて豊かな表情で反応し、出演者を鼓舞する。

パーソナリティに求められるもの

1、人間臭いトーク。庶民的な人がベター。
2、知性や教養と常識。これをひけらかさずにTPOに合わせて、さらっと披露できる。
3、本音のメディアに優等生は不要。
4、流行に敏感。
5、広く浅く知識があって、ただ1つ以上こだわっているものがあるとリスナーに響く
6、男性がベター。声は美声でない、親しみやすい声の方がいい。

WEBラジオの作り方

 WEBで制作する番組はちょっと手法が違うような気が個人的にする。PCで聞くというのは以外とストレスを感じるものだから、気持ち短めに時間設定している番組が多い。
 更に普通のラジオと違い音楽をはさめず、TALKを聞かせなければならない場合が多い。(アマチュアの場合著作権の敷居が高いからだ)そこで聴取ターゲットを不特定多数に発信するのではなく、自分が興味のあることに特化した内容の番組にしてはどうか。ミニFMだと聴取範囲が狭いので成り立たないが、全世界を相手にすれば必ず興味を持って聞いてくれる人は現れるはず。
 今後ストリーミング技術の発達と、通信回線の広帯域化によって、コンテンツは花盛りとなるだろう。WEBラジオというジャンルがどう確立されて行くのか興味深い。ブロードバンド時代に突入すれば、動画もスムーズに見れるようになり、なぜPCで音だけ聞かなければならないのか?という一般的な疑問にWEBラジオは今以上に先鋭的な内容を要求されるに違いない。

 番組の配信はRealplayerとMediaplayerというプラグインソフトで聴取するケースが多い。Realplayerの方が現在のところ日本では主流だが、ブラウザにセットされていくMediaplayerが今後伸びる可能性もある。映像ファイルほどではないが音声ファイルも容量がバカにならないので大変だが、両方に対応したファイルを用意しておくと聴取者が増える可能性が強い。余裕のある人は両方制作しよう。

 Realplayerで配信する場合は.rmという拡張子のつくファイルを制作して、平行して.ramというファイルを作るとストリーミングに対応する。制作にはRealproducerというソフトを用意する(フリーソフト)。詳しいファイルの作り方はこちらの「RealMedia相談室」というページを参考にしよう。