●KZI (NIGHT) MUSIC MAGAZINE
当初センスのいい選曲で楽しんでもらう音楽番組を目指してスタートした番組だったが、97年1月よりゲスト出演し、後にレギュラーに昇格したMr.SINOの登場によりコンセプトを大きく逸脱。アクの強いTALKの合間に、そのTALKに関連性のある(?相当強引な)曲をかけるといった番組に変貌した。98年9月よりさなえがアシスタントになったが、同10月のメンバーのコミュニティFM進出に伴い、番組は発展的解消を遂げ、かつしかFMで同名の新番組を制作、開始する経緯と相成った。累計テープリスナー10人、累計ネット局8局。KZI−FMやネット局で聞かれたリスナーからの反応もしばしばあった、ミニFM史に残る伝説的番組。ここでは普通の番組では考えられないような一風変わったKZI MUSIC MAGAZINEのコーナーを紹介する。
▼Mr.SINOの大胆ヒット予測
発売前の新譜を紹介するというミニFMでは考えられないスピードで新曲を紹介紹介するコーナー。メーカーが業者向けに制作したデモテープをゲットして、曲の一部を紹介した。SIAM SHADEの「1/3の純情な感情」など巷でヒットする2ヶ月前にはON AIRされていた。ただ紹介する曲があまりHITしないので、よく生田一宇にMr.SINOが番組中にコーナー存続の弾劾裁判にかけられていた(笑)今考えるとジャングル・スマイルとか浜崎あゆみのデビュー曲を紹介していたんだからスゴいかもしれない。
▼西尾憲一コーナー(FM CIMCITY)
毎週月曜の早朝、船橋駅北口で街頭演説する謎の政治家・西尾憲一に注目した生田一宇とMr.SINOは「西尾マニア」と化し、彼の政策から生い立ちにまで詳細に調査し、番組内で西尾指示をリスナーに訴えた。政治化らしからぬ風貌の西尾先生は物腰やわらかな応対で一部の圧倒的支持を得ている。市議会議員から県議会議員選挙に出馬した西尾先生は見事ブービー当選。日頃の演説が千葉都民有権者たちの心をつかみ浮動票をゲットした。選挙翌日、お祝いに事務所に行って見ると、先生ひとりで撤収作業をしているではないか!(涙)清廉若手政治家に乾杯!スローガンは「県政に新風」
▼それゆけ価格調査隊
消費者の権利を勝ち取るために立ち上げたコーナー。街に出て、徹底的に同じサービスに対しての価格の相対的比較を行った。「居酒屋におけるビール生中の値段」「ディスカウントショップのMDディスクの値段」「タイムズの駐車料金」などなど…。
これ以外にも通常開始20分ぐらいは時事や最近の話題を切りまくっていたような気がする。「TOKYO1週間のラブホ特集に物申す」「山一でミニ株投資していた庶民の叫び」とかね。 |